2015年4月3日
MonacaでCrosswalk版を使おう
Intelが中心となって絶賛開発中のCrosswalkですが、最も大きな利点として「AndroidデバイスにおいてHTML5の先端のAPIが安心して使える」があります。もちろんデバイスによってハードウェア的に取り除かれているものは動きませんが、Blink(WebKit)のバージョンが固定化できることによって、これまでのAndroidデバイスで行っていたテスト工数が大幅に削減できるはずです。
さて、そんなCrosswalkですがMonacaではとても簡単に利用できます。ぜひお試しください。
Androidアプリ設定を行う
Crosswalkを使ったビルドを行うためのメニューは設定メニューの中のAndroidアプリ設定になります。
設定メニュー
Android設定の中にWebViewエンジンという項目があります。これをハイパフォーマンス版に切り替えるだけです。
Crosswalk版に切り替え
ビルドしてみよう
ビルド自体は大きくは変わりませんが、一点だけ変更があります。それはCPUアーキテクチャの選択が追加されることです。
CPUアーキテクチャ選択
通常はARMで良いですが、必要に応じて切り替えるようにしてください。
後はリモートビルドが完了し、ダウンロードできるようになります。
ビルド完了